青色の怪獣遣いになりたくて

怪獣とおんなのこの夢をみている

グーテ・デ・ロワ カカオ@ガトーフェスタハラダ

このブログを書いていて気付いたのですが、自分、チョコチップ的なものに弱すぎる。カロリーメイト(バニラ味)しかり、エッセルスーパーカップ(キャラメルチョコチップ味)しかり、ダンデライオンチョコレートのクッキーしかり……!スタバのチョコレートチャンクのソフトクッキーとか、ステラおばさんのクッキーでもチョコチップの入ったやつが好き。連想したのでついでに言うと、セサミストリートではクッキーモンスター推しです。青いし。

 

で、何のチョコチップものの話かといいますと、ガトーフェスタハラダのラスク(グーテ・デ・ロワ)です。これはカカオニブなので、チョコチップではないけども。
https://www.gateaufesta-harada.com

 

ここのラスク、親戚や知人に一時期しょっちゅう送っていたんですが、あまりにも行列が長いのと自分が少々飽きたのとで(賞味期限に対してシビアな感じがする、湿気に弱いというか)、しばらく足が遠のいていて……。久々にリクエストを受けて、よっこらせ、と店舗に赴いたところ、味のバリエーションがかなり増えていた。記憶にあったのはせいぜいホワイトチョコがけ()くらいだったので、『え、選べない……どうしよ……』と焦りました。待ち列が相変わらず長くて助かった。
暑い地方に送るので、チョコがそのままかかったタイプよりも溶けにくそうなカカオラスクを選びました。ついで買いが多い人間ですが、人に送るんだから味を知っておいたほうがいいよね〜、と自分用にも愛食パックで購入。ガトーフェスタハラダは愛食用を売ってくれるのがいいですよね。

https://www.gateaufesta-harada.com/products/gdr_rc

これが私的には当たりでした。チョコそのものよりは甘くない(個人的には苦味より酸味のようなものを感じることもある)ラスクと、散らばるカカオニブがナイスコンビネーション。さくさくとざくざくの中間みたいな食感もフランスパンゆずりのバター感も、定番のグーテ・デ・ロワからばっちり引き継いでいます。お値段はそちらよりやや上がりますが、喜んでもらえたしギフトにしてよかったなーと思いました。あと、グーテ・デ・ロワも久しぶりに食べたらやっぱり美味しかった。

 

しかしいつの間に出て定番になっていたんだろう……世の中にはありとあらゆるジャンルで無数の新作が登場する、追いつけねえ!ずっと新たな出会いがあると捉えれば、それも楽しみでもありますが。
ちなみにグーテ・デ・ロワ、今はソムリエシリーズみたいな甘くないのも出ている。そういうのもあるのか顔になった(後日いただく機会がありましたが、ピザっぽくてこれもまた良かったです。2ラインあるけどどっちもトマト感つよめ)。

 

次回予告

友達と話すことでしか回復できないエネルギーって、あるよね〜

エアリアル@ヤマザキビスケット

ポップコーンとコーラ、ピザを前にして映画を見ることにちょっぴり憧れがあります。あるいはカウチポテト。炭酸も甘い飲み物も苦手でコーラを飲まないし、映画に集中しちゃうと食べるの忘れる性格ですが……一度だけ、そうやって友人たちとシン・ゴジラの鑑賞会をしたときは、机に並べている時点からテンションが上がって良かったです。お行儀の悪さが肝心だけど、菓子クズをこぼすことに対して神経質なのでなかなかハードルが高い。

 

さて、こんなブログを読んでくださる我が友人たちは「水星の魔女」見てます?つい録画を溜めがちな私ですが、なんとか先週ぶんまでには追いつけたので、最終回はリアタイできそう。キャラがみんな好き。あの髪型どうなってんだ。あと1話で前半終わるけど後半までの3ヶ月を耐えられる(ような回になっている)のか。
わくわくと不安が半々ですが、この週末に私はどうしてもやりたいことがある。

そう、エアリアル(水星の魔女コラボ)を食べながら水星の魔女リアタイ鑑賞!
https://www.yamazaki-biscuits.co.jp/wp-content/uploads/2022/11/95dac4c89a17059d86404c39918eb22d.pdf

 

まぁみんなやってそう。自分でも意外なことにエアリアルを食べたことがなかった(たぶん)んですが、この3ヶ月で5回くらい食べた。4層構造のスナック菓子、軽いからさくさくとたくさん食べられてしまう、マジ禁断のお菓子だった。もう完全にとらわれている。スナック菓子って濃いめの味付けのほうが相性がいいですよね。食べる前はボブ、じゃなかったグエル先輩(濃厚チェダーチーズ)が一番好みかなと予想していたけど、コンポタがかなり美味しいです。まぁ先週食べた際にはシャディク!お前なんかこうしてやる!!みたいな気持ちで食べてやりましたよ。

近所のスーパーを巡回すれども、スレッタ(しお)に会えない。ミオリネ(フレッシュトマト)なんてマジでどこに行けば買えるんですか!主人公とメインヒロインが遠い!!

 

この日曜日はおそらくエランくん(焼きとうもろこし)を食べながら観ることになると思います。なんかヤな表現だ。エランくん出番あるかな……?

 

次回予告

気付いたら定番化していた新作、あるいはチョコチップに弱すぎるという話

ふくみ天平@たねや

『自分たち、離れていたほうが仲良くいられると思うんだ』とぬかす奴には概ね『はっきり別れるとおっしゃい!』と思ってしまうけど、世の中には離れていたほうがくっつけたときにより良くなるものもある。例えば最中の皮とあんこ。というわけで、今回紹介するのはたねやのふくみ天平(てんびん)です。
https://taneya.jp/okashi/meika/fukumi

 

職場の先輩からいただいたのですが、こういうセパレート系お菓子って美味しいに決まっているんですよね。最後まで皮がめっちゃパリパリだもん。
と思いつつ、皮を割らないようにそっと袋から取り出して別袋のあんこに1枚のせて、ひっくり返してもう1枚をのせて、いただきます。
うわーあんこも美味い!!餅が!そんなに餅好きじゃないんだけど餅が美味い!!
和菓子を好んで買う人間じゃないこともあり、新鮮な感動がありました。

 

一緒にいただいたレーズンサンドも同様のつくりで、自分でクッキー生地を重ねるものだったんですが、こちらも大変美味しかったです。
しかしセパレート系お菓子の宿命的に、ガワが割れやすいんですよね。最初から袋の中で割れてることもあるけど、乗せるときに割るとすこし落ち込む。どうせ食べると割れるのにね。

 

しかし天平(てんびん)の読み方、この記事のために調べるまで「てんぴょう」だと思っていたよ……「天平の甍」(井上靖)の所為だ……ていうかクラブハリエとたねやって経営元が同じなんですね。滋賀県すごいな。

 

次回予告

カウチポテト、やりたい~!

サブレ@資生堂パーラー

どこででも、と言うと語弊がありますが、ターミナル駅のテナントやデパ地下で買える、定番のちょっと高級なお菓子で、有名だけど自分用にはあんまり買わないものってありません?お歳暮とか歓送迎のタイミングでいただいたり贈ったりするもの、みたいな。
私にとって上京してからの長い間、資生堂パーラーもそういうお店のひとつでした。

https://parlour.shiseido.co.jp/index.html
資生堂パーラーというと、配色やテキスタイル、アラベスク文様やイラストの装飾がレトロでありつつ垢抜けたデザインと、チーズケーキやクッキーといった素朴なラインナップ、そして「資生堂」の名を冠し長らく銀座に本店を構えることから発されるオーラによって、『なんか、お菓子としてはめっちゃ高級ではないかもだけど、すごそうなので人からもらいたい……!』という邪念が私にはありました。邪念すぎる。

 

この秋、結婚を祝ってくれた友人たちへの内祝いとして、自分が資生堂パーラーのお菓子を贈る側になりました。そのときに自分でも何か欲しくなり、買い求めたのがこのサブレです。
https://parlour.shiseido.co.jp/food_products/onlineshop/detail.html?prod_id=0000000298

季節限定のチーズケーキやチョコクランチを何度かいただく経験がありましたが、缶入りのものは初めてでした。形に残るものがいいな、というのと、缶のサイズが領収書なんかを入れるのにちょうど良かったから、という全然映えない理由によるものでしたが。

 

青と銀のストライプが全面にあしらわれた直方体の缶に、ノワドココとカカオ、という名の2種類のサブレが収まっています。お菓子もパッケージもどこか懐かしい雰囲気。
一口食べてみると、ノワドココのココナッツの風味が予想より濃厚で驚きました。カカオもほんのりした苦味がちょうどいい軽やかさ。薄いのでいくらでも食べられそうなんですけど、味わいがしっかりしているからか高級品イメージのおかげか、2種類1枚ずつをいただくと満足できてしまう。高級というか、銀座の資生堂パーラーに行く人はがっつかなさそうだなあ、というイメージでしょうか。缶入りじゃなくてご愛食用袋で欲しい、と一瞬思ってしまったのは内緒です。
一見ふつうのクッキーですが、変わらずに長く愛されるものって、やっぱり普遍的に素敵だと思われるデザインや味の良さという理由があるんだなぁと納得したのでした。時間が培ったブランドイメージって重いですね。誰かに贈るのも楽しみになりました。

 

ちなみに最近、これが大定番なんだからきっと美味しいのだろうと信じて、ついに花椿クッキー缶を購入しました。あの缶の形状は使いにくかろうと敬遠していたのですが、今の限定色(新橋色)があまりにも好みドンピシャで我慢できなかった。まだ開けてないので、これからが楽しみです。
銀座本店限定で売られている缶にも素敵なものがたくさんあります。次の狙いはフール・セックですね……どんだけ食べるつもりだというのはさておいて……。資生堂パーラー本店(レストラン)は当分先になりそう。



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離れていたほうが結果的に良いものもある

クッキーアソートメント@ダンデライオンチョコレート

ダンデライオンチョコレート自体はわりとご存じの方も多いかと思います。
蔵前にあるビーントゥバーのチョコレート製造所&カフェですね。
https://dandelionchocolate.jp
蔵前、久しぶりに行ったら、カフェとかインテリアのオサレショップが増えててびっくりしました。ていうかカキモリが移転してたのをその時に把握したんだけど、かなり前に移転していたので、自分がいかに久しぶりに来たかを思い知った。。

ダンデライオンのカフェで有名なのはスモアなのですが、残念、今日はクッキーの話です!(別に誰も残念とは思ってないでしょうけども)
他の用事済ませてから行ったもんだから、お客さんはそんなに並んでなかったけどお夕飯どきに近かったんですよ……でも行って良かった。ここのクッキー缶はその甲斐があったと思えました。

クッキーアソートメント(3,900円(税込))
https://dandelionchocolate.jp/collections/gift/products/ck01


缶は淡いクリーム色の地に、落ち着いたブラウンゴールドでカカオ等がデザインされています。品が良くてときめく。中にはチョコレートチップ、チョコレート、カカオニブカフェの3種類のクッキーが7枚ずつ。個包装の袋も帯みたいなデザインでよき。

チョコレートチップはかなりバター感があってリッチな気持ちになれます。チョコチップはしっかり甘い。チョコレートはシナモンの風味がけっこう強く感じました。ビターではないですが、甘ったるくもなくて食べやすいです。そしてカカオニブカフェ、これが好き!カカオニブがとにかく香ばしくて美味しかったなぁ。

コーヒーのお供に1枚ずつ食べていましたが、1枚でもじゅうぶんなほど幸せな気持ちになれました。カカオ豆の魔力だ。


まぁスモアはそのうちに。残念さというよりは、また蔵前に遊びに行く楽しみが取っておいてある、そういう気持ちです。次はカキモリにも迷わず行って、久しぶりにノートを作るぞー。

 


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長く愛されるものには理由がある

りんごかりんとう@無印良品

大学時代、特に修士論文を書いていた頃の私は、大学生協で売られていた牛乳かりんとうを愛食していた。1袋を30分で空けることもざらだった。よくそのへんで売られている黒糖かりんとうよりもしつこくない、牛乳のほのかな甘さ(砂糖をまぶしてあることは考慮しない)と、サイズ感がちょうどよく、無心にぼりぼりやっていた。いちおう1日に1袋しか食べないようにしていましたが。
大学を卒業するとき悲しかったことはたった一つ、この牛乳かりんとうを日常的に食べられなくなることだと思ったくらい。

 

あれから10年……はまだ経っていないが、スーパーで白かりんとうをみかけると買ってみて、「ち、違う!私の食べたいかりんとうはこれじゃない!!」を何度かやった。米系のあっさりさは求めてないんだよ。あと細いのもなんか違うんだよな。
そうこうしているうちに胃袋のほうがそこまで油菓子を大量に受け付けなくなって、あぁもう牛乳かりんとうを1袋空けることはないかも、と思うようになっていた。

 

今年の秋、無印良品はりんごフレーバーのお菓子を大量リリースしていた。
そのうちの1つがこちら、「りんごかりんとう」。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550512833888

 

一目見た瞬間、牛乳かりんとうとの再会だと思った。その色味、大きさがあまりに似ていたので。即買って、おうちですぐ開封

これだーーー!私の求めていたかりんとうだーーー!!
もちろん味は牛乳ベースの甘さではなく、ほのかなりんごとシナモンの風味が感じられるフルーツの甘さなのだけど、しつこくない甘さと食感は、あまりにも懐かしい牛乳かりんとうのそれだった。昔の親友によく似た人と出会って、他人だけどなんとなく嬉しい、そういう感覚に似ていた。
気付くと1袋空けていた。いけませんわ若くないのに(胃腸というか肌が荒れる)!

 

でも、たまにはこんな日もいいよね?ということで、大学時代の思い出に浸りつつ、月イチくらいで1袋空けている。たぶん年度末くらいまでこうだと思う。仕事の雰囲気が修論のころと似ている、ということからは目を背けています。

 


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ついに行けたぞダンデライオンチョコレート!の巻

バウムクーヘン@乳糖製菓

おめでたいお菓子、というと世界各国地方ごとにいろいろあって非常に面白いと思う。新年のお祝いみたいな年間行事的な祝いか、誕生祝いみたいな人生イベント的な祝いかでもまた違う。仕事の空き時間とか、ウィキペディアでそういう記事ばっかり読んでしまうんですよね。仕事しろよ。

 

はい、ちゅーわけで今回紹介するのはバウムクーヘンです。割とイベント限定感は薄いかもしれない。結婚式の引菓子でよくもらうイメージですね。『年輪を重ねる』てのが縁起が良いということらしい(私は結婚式の引菓子でいうと「おいり」をいただいたのが印象的でした。香川あたりのお菓子で、見た目は小さな紙風船のように愛らしい極薄焼きのあられみたいなもの。ぱくぱく食べられてしまう)。

しかしバウムクーヘン、近年のバリエーションの豊富さはすごいですね……あたしゃクラブハリエすらまだ食べたことがないよ。私の馴染みはシャトレーゼ、治一郎、ねんりんや、ユーハイムくらいだったのですが、ここに新たなバウムクーヘンが加わりました。
乳糖製菓のバウムクーヘン

http://www.nyuto-seika.jp
ホームページからして雰囲気がにじみでていると言えます。お店のほうはレンガ調で小さくてかわいい。包装とか紙袋類があっさりした地味さなのも好き。

 

初めて食べたのは婚姻届を提出した後でした。「このバウムクーヘン、美味しいよ」と配偶者が教えてくれた。そして実際、とてもしっとりしていて美味しかった!
さまざまなサイズの円型と、15cmくらいの薪型(というのが適切かわかりませんが、中空円柱の縦長の状態を縦に分割した形)が売られています。フレーバーはかなりの種類があり、季節限定のものも登場します。まるごと1個のリンゴを包んで焼いたやつもあるし、どでかいのもある。詰め合わせもあります。日持ちは種類や状況にもよると思いますが、約1か月かな?
1つでけっこうお腹が満たされるんだけど、いろんな味があるので他のも食べたくなっちゃって、飽きない……ということで、月に一度は店頭販売所に行っている状態です。ちなみに母にも親戚にも送った。通販もできるんですが、店頭売りのほうがなんか良いような気がするんだよなぁ。

 

彼はおそらく、バウムクーヘンがそんな縁起を担がされるお菓子だとは知らなかったと思います。でもそういう日のおやつだったことに、なんとなく縁を感じる。お茶請けにもちょっとした贈り物にもできる、ちょっと地味だけど愛すべき下町のバウムクーヘン。どうか末永いお付き合いができますように。

 


次回予告

わいが求めてたんはこれや……!というかりんとう