青色の怪獣遣いになりたくて

怪獣とおんなのこの夢をみている

バウムクーヘン@乳糖製菓

おめでたいお菓子、というと世界各国地方ごとにいろいろあって非常に面白いと思う。新年のお祝いみたいな年間行事的な祝いか、誕生祝いみたいな人生イベント的な祝いかでもまた違う。仕事の空き時間とか、ウィキペディアでそういう記事ばっかり読んでしまうんですよね。仕事しろよ。

 

はい、ちゅーわけで今回紹介するのはバウムクーヘンです。割とイベント限定感は薄いかもしれない。結婚式の引菓子でよくもらうイメージですね。『年輪を重ねる』てのが縁起が良いということらしい(私は結婚式の引菓子でいうと「おいり」をいただいたのが印象的でした。香川あたりのお菓子で、見た目は小さな紙風船のように愛らしい極薄焼きのあられみたいなもの。ぱくぱく食べられてしまう)。

しかしバウムクーヘン、近年のバリエーションの豊富さはすごいですね……あたしゃクラブハリエすらまだ食べたことがないよ。私の馴染みはシャトレーゼ、治一郎、ねんりんや、ユーハイムくらいだったのですが、ここに新たなバウムクーヘンが加わりました。
乳糖製菓のバウムクーヘン

http://www.nyuto-seika.jp
ホームページからして雰囲気がにじみでていると言えます。お店のほうはレンガ調で小さくてかわいい。包装とか紙袋類があっさりした地味さなのも好き。

 

初めて食べたのは婚姻届を提出した後でした。「このバウムクーヘン、美味しいよ」と配偶者が教えてくれた。そして実際、とてもしっとりしていて美味しかった!
さまざまなサイズの円型と、15cmくらいの薪型(というのが適切かわかりませんが、中空円柱の縦長の状態を縦に分割した形)が売られています。フレーバーはかなりの種類があり、季節限定のものも登場します。まるごと1個のリンゴを包んで焼いたやつもあるし、どでかいのもある。詰め合わせもあります。日持ちは種類や状況にもよると思いますが、約1か月かな?
1つでけっこうお腹が満たされるんだけど、いろんな味があるので他のも食べたくなっちゃって、飽きない……ということで、月に一度は店頭販売所に行っている状態です。ちなみに母にも親戚にも送った。通販もできるんですが、店頭売りのほうがなんか良いような気がするんだよなぁ。

 

彼はおそらく、バウムクーヘンがそんな縁起を担がされるお菓子だとは知らなかったと思います。でもそういう日のおやつだったことに、なんとなく縁を感じる。お茶請けにもちょっとした贈り物にもできる、ちょっと地味だけど愛すべき下町のバウムクーヘン。どうか末永いお付き合いができますように。

 


次回予告

わいが求めてたんはこれや……!というかりんとう