青色の怪獣遣いになりたくて

怪獣とおんなのこの夢をみている

アミューズバー@ラ・メゾン・デュ・ショコラ

次生まれ変わるのに女のコじゃなかったら、なりたいスイーツって?

 

注意 漫画「ノケモノと花嫁」について少々ネタバレがあります。

 

ノケモノと花嫁」と、かっこいい女のコ

今年、我が人生において全巻集めた数少ない漫画の愛蔵版が2つ出版されました。その1つが「ノケモノと花嫁」です。

原作:幾原邦彦、漫画:中村明日美子というブチ上がった作品で、これで掲載誌はKERA(パンク、ロリータ、ゴシック系のファッション誌)だったんだから最強というほかない。KERAの休刊でネット連載となり、その媒体も流浪を経て、足掛け11年・全8巻で完結しました。ま〜〜話も絵もサイコーなのでマジでみんな読んで……

 

ノケモノと花嫁」には魅力的な女のコがいっぱい出てきますが、私はまろにえのファンです。6巻表紙の左側の女のコですね。黒髪ストレートロング、相棒のみゆたんとガールズバンド「魔女リカ魔女ルカ」を組む、クールだけど面倒見の良い、おしゃれな刹那的快楽主義者!

彼女がかっこいいシーンはたくさんありますが、RUNAWAY:103が私のイチオシです。

物語は終盤、主人公のヒツジ(1巻表紙のピンク髪の女の子)と、最後の戦いに赴くまろにえ達。巨大な敵に見つかれば飲み込まれてビターチョコのヌガーバーみたいになってしまう、と言われ、ここでみんなと別れて1人で行く、と言うヒツジに、まろにえはこう返すのです。

 

『ビターチョコのヌガーバー?/いいじゃない 大好物よ/次に生まれ変わるとき 女のコじゃなかったら カワイイスイーツになりたかったのよ/望むところだわ』

 

カーーーッ!かっこいい!!私もそんなことがお友達のピンチに言えるいい女になりてえ!!!

この後もひたすら良い場面が続くので読んでください。そして私とノケ花の話をしよう(『父』の不在とかギンとイタルの正体とか)。

 

ゴージャスなチョコバー

時は流れて今年の春前。

たまたまラ・メゾン・デュ・ショコラの前を通りがかり、(この前知人がオススメしていたバトネプラリネってあるかな?でもお高いんだよなぁ……ええいままよ!)とお店に入ってみました。が、案の定バトネプラリネは売り切れ。誰だよあんな凄いものを送別ギフトにおすすめしたやつ。

でも折角こんな高級チョコレート店に来たので、何かは買って帰りたい……ここでアミューズバーが目に留まりました。

https://www.lamaisonduchocolat.com/ja_jp/case-amuse-barre-dark

ノアールとレがありますが、ノアールのリンクです

価格:1,118円(通販可)

たっか!15cmもないチョコバーよ?さすがラ・メゾン・デュ・ショコラ。しかしそこでふと思いました。

「まろにえ、これくらいゴージャスなチョコバーでもお似合いじゃない?」と。

買いました。

そして拝んでから食べました。一口あたりの値段は考えないものとする。

 

めっちゃ美味しいんですよ!

チョコバーの醍醐味は食感の楽しさだと思うんですが、ザクザクとシャリシャリ、なめらか感が楽しめて一口ごとに贅沢な気持ちになれました。

ビスキュイ、アーモンド&ヘーゼルナッツのプラリネをそれぞれダークチョコレート/ミルクチョコレートでコーティングしています。ノアールにはローストしたアーモンド、レーズン、チョコレートビーズ入り、レにはローストしたヘーゼルナッツ、ライスパフ、クレープダンテル(フィアンテーヌ)入り。サイト見て書いてますが横文字が多いな。

ダークチョコレートが後を引かないキリッとした味わいで、そういうところもまろにえみたいであった……

これをジャンクにヌガーバーよろしくいただける心臓の強さがあればなー、でもまろにえはやってくれそう。そうなるとノアールがまろにえでレがみゆたんだな、『私はミルクチョコのほうがいいわ』って言ってたし!2種類用意してくれてありがとうラ・メゾン・デュ・ショコラ!!そうい意図ではない

 

生まれ変わるのがお菓子なら何がいいかなって考えるの楽しいですね。私だったらナッツとチョコを使ったやつがいい。スポンジは要らんです。1本満足バーとかいいかもしれない、タフになりたいので。

ひとまず今生で、かっこいい人間を目指そう!そんでお友達のピンチにまろにえのように付き合うのだ!!

 

明日の予告

かわいい従兄弟、君のままであれ